目次
狭心症の基礎知識💡
臨床で重要な2つの狭心症、説明できますか?保存必須です📚(安定狭心症、不安定狭心症)
狭心症とは❓
狭心症は冠動脈がつまりかけて血液が通過しにくくなった状態です。冠動脈が100%詰まれば心筋梗塞、99%までの状態を狭心症と呼びます。 (図1 📖引用表記→かんテキ 循環器 p72)
狭心症は治療をすれば心筋に大きな障害は残りませんが、心筋梗塞になると心筋が壊死してしまいます。🩺
狭心症の原因🩹
狭心症の原因として冠動脈内にプラークができて血管の内腔が狭くなってしまうタイプ、
または血管が痙攣を起こして血管の内腔が狭くなるタイプがあります。このタイプは攣縮性狭心症と呼ばれ、朝方や夜中に発作が生じやすいです。🌙
これは夜中、リラックスした時に出る副交感神経が亢進することが、本来であれば冠動脈を拡張するのですが、攣縮性狭心症の方は冠動脈の血管内に障害(血管内皮障害)があり、この障害によって血管の攣縮に繋がるからです。💤
狭心症の安定性🩺
また、安定しているかから考えると、2つのタイプの狭心症があります。
1️⃣ 決まった運動量や、発作の起きる労作の強さが一定で安定している労作性狭心症とも呼ばれる安定狭心症。
2️⃣ 安静にしていても頻繁に発作を起こす、不安定狭心症。この不安定狭心症の場合は速やかに治療が必要になってきます。
(図4 📖引用表記→かんテキ 循環器 p75)
まとめ📋
まとめますと、 100%冠動脈が詰まった心筋梗塞と違い、冠動脈が完全に詰まっていないのが狭心症ですが、安静にしていても頻回に発作を起こす不安定狭心症に要注意です。
皆さんも後輩や患者さんに説明できますか?👩⚕️👨⚕️ 自信がなければ保存・フォローして1分で学んでいきましょう📲
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